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美味しい食べものとお酒、旅にまつわる日記
by eichikay

あま~い蟹@あぶり屋旬蔵

両親は、シーズン中には必ず2回、日本海側へ泊りがけで食べに行くほどの蟹好き。
私はと言えば、子供の頃に三杯酢で食べた蟹の不可解(子供に三杯酢って難しいよ?)と、
大学時代に王将で餃子から揚げ定食を食べた後にコンパで出た蟹で具合が悪くなったという
(当然と言えば当然)トラウマ的思い出で、特に蟹が好きという訳ではありません。
がっ、つい先日淡路島のカウンター懐石でいただいた「たらば蟹のしんじょオイル焼きの
ずわい蟹味噌だれ」で、蟹の魅力を知ってしまったと申しましょうか。
想いを寄せていると(?)、チャンスが巡ってくるものですね。新宿のあぶり屋旬蔵にて、
ずわい蟹しゃぶしゃぶコースをいただく機会に恵まれました。
とろりと甘いずわい蟹です。うわわ~、ますます蟹が好きになっちゃうじゃないですか!

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旬蔵は、甲羅グループという飲食チェーンが経営している炙り料理のお店ですが、この
グループは、蟹に関しては38年の歴史のある老舗だとか。お店の作りは、一時一世を風靡
したタイプのお洒落高級居酒屋といった趣です。ビルの中にあって、ちょっと気取った
サラリーマンやOLさん達がグループで行くような感じかな。
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いつも「とりあえず生ビール」してしまう私は、白穂乃香でスタートします。このビール、
サッポロが飲食店向けに作ってる無濾過のもので、飲めるお店は少ないんですよ。
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蟹味噌甲羅焼きは、旅館のお鍋のように一人づつ目の前に小さなコンロが置かれ、そこで
軽く火を通していただきます。生っぽいうちから手を出し、蟹に火の入る変化を楽しみます。
香ばしく焼けてくると、味がぐんと良くなりますね。パンをつけて食べたい感じ。
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わさび醤油でいただくずわい蟹刺身は、とろりと柔らかく、濃厚で甘い!蟹というより
伊勢海老のような・・・フレッシュで上品で美味しい!!
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蟹⇒蟹と続いた後は、本日の炙りということで、鹿児島の六白黒豚のバラ串とつくねが
出てきました。甘味のある脂がしっかりと回っています。炙りというだけあって火の通り
が軽く、やや生っぽい。なのに臭みが全然ないんですね。黒胡椒もぴりりときいてますが、
コチュジャン様のものをつけていただきます。
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続いてメインのずわい蟹しゃぶしゃぶ。蟹のスキしゃぶ用に特別に開発した秘伝の出汁と
いうことで、おつゆごといただきます。色は薄いけれど旨みたっぷりの出汁!
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そしてお刺身で食べられるような蟹を30秒ほどしゃぶしゃぶして・・・
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美味しい!!いくらでもお腹に収まりそうな、飽きないお味です。一人前じゃ足りない?
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締めには稲庭うどんが出てきました。輝いていますねー。
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塩味とコシの強い麺とコクのあるお出汁のコラボは、お酒とも相性良しです。
(撮り忘れましたが、この時点では超辛口の日本酒「くどき上手」をいただいております。)
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デザートは、芋娘なるサツマイモにアイスクリームをかけたもの。見た目は地味なんだけど、
ねっとりと甘いお芋の温かさとアイスクリームの冷たさが、おいしゅうございます。
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蟹って美味しいものなんだと再認識させてくれた、充実のメニューでした。チェーン系の
お店ってほとんど行かないんだけど、素材もいいし、全てがよく練られていて大満足♪
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今回は、フードアナリスト協会からのモニターということで、以前にもご一緒したことの
あるフードアナリストの方達と楽しく美味しい時間を過ごさせていただきました。
ありがとうございました!
by eichikay | 2010-03-09 22:01 | レストランクルーズ