美味しい食べものとお酒、旅にまつわる日記
by eichikay
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金のカトラリーでエコディナー

有機野菜は高い。農薬・除草剤・化学肥料等を使用して大量に作る野菜と違って手間が
かかるということ、単位面積あたりの収量が格段に少ないことなどが理由としてあげられ
ます。健康にはひと一倍気を使っている私も、やはり有機野菜を購入する際は、家計を思う
と若干の躊躇があります。。。
でも、「高い→売れない→さらに高くなる→有機農法の農家が減る」という循環になるのは、
これからの日本の食を考える意味でも、あってはならないですよね。
と、前置きが長くなりましたが、有機野菜の本当の美味しさを学びつつ生産者と料理人と
食べる人との交流を深める「エコディナーの会」に参加してまいりました。学士会館内の
フレンチレストラン・ラタンの大坂総料理長の企画で、今回が7回目になるそうです。
毎回ひとつの「こだわり野菜」を取り上げて、その野菜の隠れたストーリーと魅力を紹介
するという大人の食育会です。エコディナーでありながら、さすが学士会館!テーブルには
純金のカトラリーと参加者のイニシャルが刺繍された真っ白のナプキンが・・・。美しい!
本物の金のカトラリーは、学士会館、皇居、帝国ホテルにしかないそうですよ。

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今回のテーマは、熊本県不知火干拓で栽培されている「しおキャベツ」。台風で海水に沈ん
でしまった農地に生き残った生命力の強いキャベツで、巻きが強くボリュームがあり、甘み
と旨みがしっかりとあります。海水の天然ミネラルが野菜本来の味を引き出して、これまで
にないキャベツができたのだそう。

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アミューズは、甘エビに茹でキャベツを巻いてバルサミコソースでいただくというもの。

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学びの場でもあるこの会では、通常のキャベツを同じ調理法で料理したものが一口づつ、
全てのお料理についてきて、食べ比べをすることができます。

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塩キャベツのピュレとベーコンをのせたフォワグラのポアレ。キャベツのピュレって、
こんなに甘くてほっこりと美味しいの?驚きです。

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普通のキャベツのピュレは、もっとあっさりした感じ。

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キャベツそのものの旨みをしみじみと感じられるポトフでした。

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塩キャベツの巻物を添えたソイのグリルは、あっさりしたお魚より、ホタテのすり身を
巻いた塩キャベツの方がメインのよう。

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普通のキャベツだと、メインコースというより前菜風になります。

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千葉県産これない豚のロティは、絶妙の焼き具合が素晴らしい。これない豚って初めていた
だきましたが、少しまったりした舌ざわりでとても美味しいお肉でした。キャベツと豚は
黄金コンビですね。かなりのボリュームを平らげてしまいました。

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デザートは、しおキャベツのミルフィーユ仕立てです。キャベツそのものがはじめからミル
フィーユ状態ですものね。アイデアだなあ。あっさりした食感にメイプルシロップの甘さ、
クラッシュジェリーと黒糖のソースの甘さが、柔らかなハーモニーです。

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お料理に合わせて、ニュージーランドの白ワインと南仏の赤ワインが出てきました。どちらも
お食事を邪魔せず、ゆるゆるといただけるいいワインでした。

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毎回参加されているという紳士からの差し入れで、25年ものの泡盛としまらっきょうも
いただいてしまいました。どちらも強烈!

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大坂総料理長をはじめ調理場の皆さん、サービスの皆さん自らが楽しみながら、この会を作り
上げているのを感じました。いろいろなお話を伺い、面白い食体験をさせていただきました。

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また次回もお伺いします!
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by eichikay | 2010-01-27 10:37 | レストランクルーズ